Drain & Uncordon

drain コマンド

$ kubectl drain node-1
node から pod を terminate して追い出す。
evict された pod が deployment などから作られたものであれば、別の node 上に再作成される。
単体で作成された pod が乗っている場合は drain コマンドを --force しないと drain できない。
そして、強制的に drain にすると単体作成された pod は戻ってこない。

master $ kubectl drain node02 --ignore-daemonsets
node/node02 cordoned
error: unable to drain node "node02", aborting command...

There are pending nodes to be drained:
 node02
error: pods not managed by ReplicationController, ReplicaSet, Job, DaemonSet or StatefulSet (use --force to override): hr-app

drain 状態の node は新しい pod のスケジュールを受け付けない。

uncordon コマンド

$ kubectl drain node-1

drain 状態の node を、pod がスケジュール可能な状態に戻す。
しかし、既に drain により別の node に退避された pod は、自動的に戻ることはなく、新しく pod が作成されたときに node-1 にスケジュール可能になるというもの。

cordon コマンド

$ kubectl cordon node-2

既に動いている pod を追い出さずに、node に対して新たに pod がスケジュールされるのを防ぐのが cordon コマンドである。 drain したときと同様、SchedulingDisabled ステータスになる。

master $ kubectl get nodes
NAME      STATUS                     ROLES     AGE       VERSION
master    Ready                      master    12m       v1.11.3
node01    Ready                      <none>    12m       v1.11.0
node02    Ready,SchedulingDisabled   <none>    12m       v1.11.0
node03    Ready,SchedulingDisabled   <none>    12m       v1.11.0